5月の軽自動車新車販売台数、52.7%減の7万0307台---1998年の統計開始以来最低を記録

ダイハツ・タント
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全国軽自動車協会連合会が6月1日に発表した2020年5月の軽自動車新車販売台数(速報)は前年同月比52.7%減の7万0307台。東日本大震災直後、2011年4月の7万6848台を下回り、1998年1月の統計開始以来、最低を記録した。

軽自動車新車販売台数はこれで8か月連続のマイナス。3月は同7.6%減にとどまったものの、4月は同33.5%減、5月は52.7%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が販売に与える影響は、過去に例のないものとなっている。

車種別では、乗用車が同55.9%減の5万0623台、貨物車は同42.1%減の1万9684台でともに8か月連続のマイナス。貨物車の内訳は、ボンネットバンが同45.5%減の2361台で9か月連続のマイナス。キャブオーバーバンは同44.4%減の8124台、トラックは同39.0%減の9199台でともに8か月連続のマイナスだった。

ブランド別では、ダイハツが同59.9%減の1万8462台と大幅に販売が落ち込み、代わってスズキが同55.4%減の1万9838台ながら2か月ぶりに首位浮上。そのほかのブランドも前年同月比3~6割の大幅減となった。

軽自動車新車販売台数ブランド別ランキング

1位:スズキ 1万9838台(55.4%減・8か月連続減)
2位:ダイハツ 1万8462台(59.9%減・8か月連続減)
3位:ホンダ 1万6125台(47.6%減・3か月連続減)
4位:日産 1万0071台(32.7%減・2か月連続減)
5位:三菱 1857台(57.0%減・2か月連続減)
6位:トヨタ 1833台(44.0%減・8か月連続減)
7位:マツダ 1110台(64.1%減・2か月連続減)
8位:スバル 1009台(46.0%減・8か月連続減)

※()内は前年同月比

《纐纈敏也@DAYS》

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