KDDIとジェノバが提携 自動運転に活用できる高精度測位情報配信サービスを提供へ

KDDIとジェノバの業務提携イメージ図
  • KDDIとジェノバの業務提携イメージ図
  • 仮想基準点方式によるデータ配信イメージ

KDDIは4月24日、GNSSによる高精度測位情報配信業者のジェノバと業務提携し、誤差数センチメートルのリアルタイム測位が可能な高精度測位情報配信サービスの提供を目指すと発表した。

KDDIとジェノバは、両社の技術基盤を活用することで、誤差数センチメートルのリアルタイム測位が可能な高精度測位情報配信サービスについて、農業・自動運転・防災・防犯・災害復旧・インフラ点検など、IoTや5Gの活用が期待されるさまざまな新規領域で早期提供を目指す。

ジェノバはGNSS測量・測位の補正情報配信に関する特許技術を保有しており、国土地理院が全国に設置している約1300点の電子基準点網を活用した仮想基準点方式により、リアルタイムにデータを収集・解析しGNSS測位に適したネットワーク型の補正データを配信している。ジェノバの配信するデータとGNSS受信機で観測したデータを組み合わせることで、リアルタイムに誤差数センチメートルの高精度測位が可能となる。

KDDIは、自動運転や、建機の遠隔操縦といった位置測位が重要となる領域の実証実験を実施し、位置情報を組み合わせた新たな価値の創出に取り組んでいる。

《レスポンス編集部》

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