新型コロナウイルスの感染拡大を受け、九州では減便される特急がさらに増える。
JR九州は、3月20日~4月5日運行分となる九州新幹線や長崎本線、大村線、日豊本線の臨時特急計190本を運休すると3月13日に発表したが、3月16日には日豊本線の特急を中心に同期間の減便列車を追加すると発表した。
今回は定期列車も含まれており、『ソニック』136本、『にちりん』85本、『ハウステンボス』170本(臨時列車も含む)、『きらめき』7本、『きりしま』34本、臨時『かわせみ やませみ1・2号』34本、臨時『A列車で行こう3・4号』14本が加わる。
その結果、『ハウステンボス』は全列車が運休となり、大村線のハウステンボス駅(長崎県佐世保市)へは、早岐駅(長崎県佐世保市)で特急『みどり』から大村線の普通列車への乗換えが必要となる。
このほか、日豊本線の『にちりん』51本、『ひゅうが』34本の運行区間が変更となる。
JR九州では今後も九州新幹線や在来線特急の運休などを計画しているとしており、一部の特急では指定席券の発売を中止している。