ZF、自動MT向けクラッチ開発…アフターマーケット向け

ZFのアフターマーケット向けの最新の「オートメーテッド・クラッチ・システム」
  • ZFのアフターマーケット向けの最新の「オートメーテッド・クラッチ・システム」
  • ZFの「オートメーテッド・クラッチ・システム」の交換作業

ZFは2月6日、アフターマーケット向けの最新の「オートメーテッド・クラッチ・システム」を開発した、と発表した。

特定の自動車ブランドでは、近年、積極的に取り入れられている自動マニュアルトランスミッション(ASGまたはAMT)システム。最も代表的な例が、スマートだ。

スマートは、『フォーツー』の最初の2世代の全車に、自動マニュアルトランスミッションを装備した。1998年から2015年の間に製造され、世界46か国で販売された。2015年初頭には、生産が170万台を超えている。

ASGを選択した他のメーカーはシトロエン、ダチア、ルノー、イベコなど。フォルクスワーゲングループは2013年から、シュコダとセアトにASGを装備している。

クラッチのスペシャリストであるZFは、これらの車両のアフターマーケット向けに、最新のオートメーテッド・クラッチ・システムを開発した。自動カップリングは安定しており、エラーが発生することはないという。交換に際しては、ワークショップで慎重に作業を行う、としている。

《森脇稔》

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