根室本線芦別-富良野間は2月5日に再開…損壊架道橋をコンクリートと鋼板で補修

滝川、芦別方面からは2か月余ぶりに列車が来ることになった富良野駅。
  • 滝川、芦別方面からは2か月余ぶりに列車が来ることになった富良野駅。
  • 1月27日時点の復旧状況(左)と補修イメージ(右)。今後は型枠などの撤去を行なうという。

JR北海道は1月29日、架道橋の一部損壊により運行を見合わせていた根室本線芦別~富良野間を2月5日に始発から再開すると発表した。

問題の野花南(のかなん)架道橋は、2019年11月21日、アンダークロスしている国道38号線を通過していたトレーラーに積まれた重機が接触したことにより、下部が一部削れた状態になった。

その影響で当初、根室本線芦別~富良野~東鹿越(ひがししかごえ)間で列車の運行を見合わせたほか、滝川~芦別間では列車運行と並行して、バスやタクシーによる代行輸送を実施。東鹿越~新得間の代行バスも時刻が変更された。

このうち、富良野~東鹿越間については2019年12月3日から列車の運行が一部再開されたが、滝川方面から車両を送り込めないため、富良野で接続する富良野線を利用して旭川方面からキハ40形3両編成が回送される珍しいシーンを見ることができた。

JR北海道では損傷部分をコンクリートと鋼板で補修したとしており、芦別~富良野間では2か月余ぶりに列車運行が再開される運びとなった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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