ホンダ(Honda)の米国部門は12月19日、オハイオ州のホンダオブアメリカマニュファクチャリングのイーストリバティ工場が、生産開始から30周年を迎えた、と発表した。
ホンダは1989年、イーストリバティ工場で操業を開始した。同じ製造ラインで、さまざまなモデルを生産できる柔軟な工場として稼働した。同工場では、1989年の操業開始以来、590万台の車両が出荷されている。
工場立ち上げ時の年間生産能力は、15万台だった。現在、2800人以上の従業員を雇用し、年間生産能力は24万台に拡大している。
イーストリバティ工場では、『シビック』や『アコード』を組み立ててきた。最近では、SUVの中核生産拠点となっており、『CR-V』やアキュラブランドの『RDX』と『MDX』を生産している。
ホンダは1989年以来、イーストリバティ工場の設備に20億ドル以上を投資してきた。ホンダの他のオハイオ州の工場と研究開発施設を合わせると、1979年にオハイオ州でホンダが生産を開始して以来、総投資額は130億ドルを超えている。