ニスモフェスティバル2019が8日、富士スピードウェイで開催された。ニスモ代表取締役社長兼CEOの片桐隆夫はフィナーレの挨拶で、来シーズンのSUPER GTでのチャンピオン奪還を誓った。
雲ひとつない冬晴れの富士スピードウェイには約2万8000人のファンが集まった。イベントは、コース上での模擬レースや、パドックでのニスモをはじめチューナーの出店、イベント広場の車両展示や、恒例のパーツ販売など、富士スピードウェイ全体を使って行われた。
とくに今年は日産『GT-R』と『フェアレディZ』が50周年とあり、朝一番のコースイベントとしてNISMO CARS/GT-R&Z 50 thパレードランから始まり、歴代GT-RとフェアレディZ、ニスモブランドの『ノート』、『リーフ』、『マーチ』、『セレナ』などがパレードランを行った。
またイベント広場には、GT-RとフェアレディZ専用のパーキングスペースが設けられ、富士山をバックに駐車する姿が見られた。なかにはレーシングカー並に仕上げられたマシンなどもあり、それらを熱心に見る人もいた。また、例年どおりヘリテージのレーシングカーも展示された。
フィナーレでニスモ代表取締役社長兼CEOの片桐隆夫は「去年のこのイベントで、来年のSUPER GTではチャンピオンを取ると言ったにもかかわらず、チャンピオンは取れなかった。来シーズンはマシンが変わることもあり、なんとしてもチャンピオンを獲得したい」と語りイベントを締めくくった。