松浦鉄道で九州初の鉄道による貨客混載…佐川急便と協働 11月27日から

九州で初めて鉄道による貨客混載輸送が行なわれる松浦鉄道。
  • 九州で初めて鉄道による貨客混載輸送が行なわれる松浦鉄道。
  • 貨客混載試行時の様子。
  • 貨客混載のプロセス。往復でトラック2台分を削減できる。

国土交通省九州運輸局は11月21日、九州で初めての鉄道による貨客混載を、11月27日から松浦鉄道(有田~たびら平戸口~佐世保)と佐川急便が協働して開始すると発表した。

これは佐川急便平戸営業所(長崎県松浦市)から長崎県佐世保市江迎(えむかえ)町内の各配達先との間で、午前と午後に行なっていたトラックと軽車両による輸送のうち、午後の輸送の大半を松浦鉄道による鉄道輸送に切り換えるもの。

この輸送では、平戸営業所に午後に到着した荷物を、軽車両で約1.2km先の松浦駅(長崎県松浦市)へ運搬。ここで松浦鉄道の旅客列車に載せ替え、約31km先の潜竜ヶ滝(せんりゅうがたき)駅(長崎県佐世保市)まで移動し、同駅でトラックに積み替えて約1km先の江迎町内へ配達する。

この貨客混載により、往復でトラック2台分を削減。九州運輸局では二酸化炭素(CO2)を年47.2%、ドライバー1人あたりの運転時間を従来の半分に相当する年間285時間に削減できるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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