SGホールディングス、2030年輸送力不足に備え新会社設立…物流パートナー企業を支援へ

佐川急便を擁するSGホールディングスが、日本国内における持続可能な輸配送ネットワークの構築に向けて、新会社「SDトランスライン」を8月1日に設立したと発表した。

物流業界では、いわゆる「2024年問題」への継続対応、労働人口減少による労働力不足の深刻化や、2030年の輸送力不足を見据えて、物流サービスを維持するための取り組みが求められている。

このような環境のもと、同社は2030年に向けて「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」という「SGHビジョン2030」を掲げている。ありたい姿として「お客さまおよび社会において、必要不可欠な存在(=インフラ)であり続けること」と定義している。


《森脇稔》

特集