AI搭載の荷降ろしロボット、物流センターに導入…SGシステムらが開発

コンテナから荷降ろしするRockyOne
  • コンテナから荷降ろしするRockyOne
  • RockyOne本体

SGホールディングス傘下のSGシステム、XYZ Robotics、サンワサプライ(上海)の3社が、AI搭載の荷降ろしロボット「RockyOne」をサンワサプライ東日本物流センターに導入した。

「RockyOne」は、XYZ Roboticsが開発したMMR(自律移動型単腕ピッキングロボット)で、コンテナ内に積まれた様々なサイズのカートンを自動で荷降ろしする。AMR(全方位移動架台)の上に産業用ロボットアーム、3Dカメラモジュール、独立制御吸着ハンドなどを搭載している。

コンテナの手前から最奥部まで、全ての荷物を効率的に自動で荷降ろしすることが可能だ。荷物の積み方が悪い場合や障害物でロボットが自動的に操作できない場合には、タブレット端末上に警告および対応方法が表示され、迅速に復旧できる。


《森脇稔》

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