JR四国が令和「1並び」切符を発売…11月11日のみ、11時11分から

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」より「夜」「月」「梅」などをイメージしたという「令和元年記念入場券セット」の台紙表面(左)と入場券(右)。
  • 「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」より「夜」「月」「梅」などをイメージしたという「令和元年記念入場券セット」の台紙表面(左)と入場券(右)。
  • 対象駅の駅名標と出発予定列車のイラストを入れた「令和元年記念入場券セット」の台紙中面(左)と、万葉集と同じ時代に使用されていたという「木簡」をイメージした「令和元年記念乗車券」(右)。

JR四国は10月28日、令和元年11月11日にちなんだ1並びの日付が入った「令和元年記念入場券セット」と「令和元年記念乗車券」を11月11日に発売すると発表した。

「令和元年記念入場券セット」は、11時11分に発車する列車がある高松・讃岐塩屋・高瀬・栗林(りつりん)・伊予西条・伊予富田・佐古・入明(いりあけ)・高知商業前・須崎・西ケ方(にしがほう)の各駅がセットになったもの。発売額は1870円。

「令和元年記念乗車券」は、JR四国の駅で唯一「一」の文字が付く土讃線の土佐一宮(とさいっく)駅(高知県高知市)から1110円区間の乗車券。1並びとなる1110円区間の大人運賃が存在するのはJR四国のみだという。

いずれも発売数は11月11日にちなんだ1111セット(枚)で、高松・松山・徳島・高知の各駅とワープ梅田支店(大阪市北区)で11時11分から発売。1人5セット(枚)まで購入できる。

なお、岡山県の井原鉄道でも「1並び」にちなんだ記念入場券を井原駅と神辺(かんなべ)駅で発売する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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