#64 パロウ以外の自力王座候補、ランキング1~2位の#1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)と#37 N.キャシディ(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ)は予選5位と6位。最近のSFは決勝におけるタクティクスエフェクト(戦略の効果)が大きい傾向にあり、パロウも決勝でのマシンコンディションに自信を見せつつも「ポールだからといって確実に勝てるわけじゃない」と語るように予断は許さない。とはいえ、自力王座の可能性をもってのポール奪取、ランキング的には3位ながら、ここで新人#64 パロウが王座に向けて(ある意味での)最短距離に立ったともいえるだろう。