ランボルギーニ大阪、第2のショールームをグランドオープン、ファクトリーと併設でより気軽に来場してほしい

ランボルギーニ ミウラSVR
  • ランボルギーニ ミウラSVR
  • ローラ LC90
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  • ランボルギーニ ウラカンEVO
  • ランボルギーニ大阪グランドオープン
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アウトモビリランボルギーニは、大阪第2のショールームを大阪府豊中市に10月26日にオープンした。どちらも光岡自動車が運営を行う。

光岡自動車代表取締役社長の光岡章夫氏は、現在運営中の大阪市中央区にあるショールームと、今回のファクトリー併設新ショールームの関係について、「中央区の方は中心部で非常に華やかな場所にある。そこで今回はスペースの広い工場とマッチした場所ということを考え、これまでサービス工場があるところに併設する形でショールームをオープンした」と第2のショールームの考えを述べる。

そして、「このショールームは自然にお客様との一体感のある場所になってほしい。高速の出口が近いということもあるので、お客様が常に遊びに来たくなる場所であってほしい」。また、オープニングの挨拶でも光岡氏は、「即位の礼で、昼前に雨が上がり虹が出たので、まさに天の人のだと感動した。その週に同じくこのショールームをオープンすることが出来たので、長く記憶に残る日になるだろう。このショールームはお客様に対して有意義に楽しんで遊んでもらって、ここに来たらとてもリラックスできるなという店作りをして行きい」と語った。

今後、中央区のショールームとの関係について光岡氏は、「ランボルギーニと話をしながら、ゆくゆくはこちらがメインとなるだろう。スペースもこちらの方が広いので、中央区のショールームはサイドの位置づけになると思う」とコメント。また、「ユーズトカーの展示もどのようにするかも含めて今後は考えていきたい」と現在以上にユーズドカーにも力を入れていくことを示唆。その背景は、「ユーズドカーは代替えにより自然に出てくるクルマ。これをきちんと回転させられるような力がないと、新車も売れなくなってしまう。お客様のためにも、新車と中古車を合わせて運営していくのが理想系で、そうしないと成り立っていかないと思う」とし、経営的にも中古車は重要な市場であることとした。

オープン前日に開催されたパーティには200名以上が来場。その会場には『ディアブロ』などの歴代モデルのほかに、ランボルギーニポロストリコでレストアが行われた『ミウラP400S』や『ミウラSVR』を展示。また、1990年F1世界選手権第15戦、日本グランプリで鈴木亜久里選手3位を獲得したときのマシン、ローラ『LC90』も飾られた。こちらも2018年7月にランボルギーニ・ポロストリコにてレストアが実施されたもので、来場者の注目を集めていた。

また、アウトモビリ・ランボルギーニジャパンマネージングディレクターのフランチェスコ・クレシ氏もお祝いに駆け付け、「この美しいショールームオープンを記念し、またこれからのショールームの繁栄を願って、ランボルギーニの故郷でもあるサンタアガアガタのチェントロスティーレがデザインし、サインの入ったモデルを贈る」とし記念モデルを贈呈。その後、『ウラカンEVO』がアンベールされた。

このショールームは、1Fに駐車場3台分とレセプション、 2Fには車両展示(1台)とアドペルソナムルームと商談スペース、そして3Fは車両展示(2台)とコレクション、商談スペースという3階建ての構成で、ショールームの総屋内面積は603.14平方メートル、ファクトリーと合わせると敷地は3000平方メートルに近い広さを誇るものとなった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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