ダイムラー(Daimler)は10月24日、2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。
同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第3四半期の売上高は、433億ユーロ(約5兆2240億円)。前年同期の402億ユーロに対して、7.7%増とプラスに転じた。
また、第3四半期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、27億ユーロ(約3258億円)。前年同期の25億ユーロに対して、8%増と回復している。
増収増益となったのは、主力のメルセデスベンツブランドの乗用車と商用車の販売が好調だったため。
ダイムラー取締役会のオーラ・ケレニウス会長は、「メルセデスベンツ乗用車と商用車の堅調な販売が、第3四半期の業績を支えた。今後数年間でコストを大幅に削減し、キャッシュフローを一貫して強化していく」と述べている。