京成『スカイライナー』が終日20分間隔に…AE形1編成を増備 10月26日ダイヤ改正

京成スカイライナー
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  • 1編成が増備された京成AE形。トイレがハンドル型電動車椅子で利用できるよう改良されている。
  • 有料特急以外の特急では、京成佐倉~成田空港間を、途中、京成成田・空港第2ビルのみに停車する快速特急が新設される。写真は成田スカイアクセス線を経由する3050形のアクセス特急。
  • 改正後の有料特急以外の運行パターン。

京成電鉄(京成)は9月19日、京成上野~成田空港間の有料特急『スカイライナー』を中心としたダイヤ改正を10月26日(平日ダイヤは10月28日)に実施すると発表した。10月末に予定されている成田空港の運用時間延長に対応する。

成田スカイアクセス線(京成高砂~成田空港)を経由する『スカイライナー』は現在、59本が運行されているが、改正後は23本多い82本となる。これにより、ほぼ終日20分間隔での運行となり、基本的に京成上野発は毎時00・20・40分、成田空港発は毎時19・39・59分と、わかりやすい時刻となる。

このうち、下り一番列車『スカイライナー1号』は、現行の一番列車より18分繰り上げた京成上野5時40分発となる。上りの『スカイライナー』では、成田空港23時20分発の82号を増発し、最終列車の時刻が50分繰り下がる。

これらの増発に際しては、8両編成のAE形が1編成増備され、9月19日から投入されている。

また、京成上野~京成成田・成田空港間を京成本線経由で運行されている有料特急『モーニングライナー』『イブニングライナー』については、始終着駅や時刻が変更される。

有料特急以外では、京成本線を経由するデータイムの特急の一部を京成上野~京成成田間の快速特急とし、平日9本・土休日10本を運行。データイムに運行されている都営浅草線~京成佐倉間の快速が一部、成田空港まで延長される。

なお、快速は、京成上野22時35分発京成成田行き(土休日は22時28分発普通)が成田空港まで延長され、折返しの上りは、成田空港0時07分(土休日0時10分)発宗吾参道(そうごさんどう)行きの普通として運行される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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