MINIに装着された最新DSP「PLUG&PLAY1080」に注目

MINIに装着された最新DSP「PLUG&PLAY1080」に注目。
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純正オーディオを交換せずに高機能な調整機能や高音質&ハイパワーなパワーアンプを1ユニットで追加できるDSPアンプ。今回はPLUG&PLAYブランドから新登場した「PLUG&PLAY1080」に注目。その調整機能や高音質、さらにはシステム発展性に注目した。

手軽なシステムアップで
高機能&高音質を得られるDSPアンプ

近年、オーディオシステムを手軽に高機能&高音質化するため、DSPアンプを組み込むケースが増えている。1台のユニットで高機能なDSPと複数のスピーカーを駆動できるパワーアンプを内蔵しているため、システムの自由度の高さや使い勝手の良さは抜群だ。
そんなDSPアンプのニューモデルとして今回注目するのがPLUG&PLAYの「PLUG&PLAY1080」だ。

PLUG&PLAYは装着・調整のしやすさや低消費電力、高い汎用性などを音の良さと妥協なく両立することを目指す、BEWITH(ビーウィズ)が創設した新ブランド。これまでのカーオーディオ機器とは一線を画す外観デザインも同ブランドの特長で、シンプルな造形と日本の伝統色「錆利休」(さびりきゅう)で統一されたユニット群は新鮮で目にも楽しい。

ラインアップは6ch/4ch DSPプロセシングアンプ「PLUG&PLAY 640」(今秋発売予定)、10ch/8ch DSPプロセンシングアンプ「PLUG&PLAY 1080」、高機能な8ch DSPコントローラー「PLUG&PLAY DSP」、高音質2chパワーアンプ「PLUG&PLAY POWER」、そして「PLUG&PLAY 1080」および「PLUG&PLAY DSP」の基本操作や設定呼び出しが手元で行えるリモートコントローラー「PLUG&PLAY COMMAND」の計5機種。

今回スポットを当てる「PLUG&PLAY1080」は8チャンネルの内蔵アンプを備えるDSPアンプだ。このためフロント2ウェイはもちろん、フロント3ウェイ+サブウーファーもフルでコントロール&ドライブすることができる高機能DSPアンプとして注目を集めているモデルだ。

そんな「PLUG&PLAY1080」は最新のDSPアンプに求められる高度な調整機能、多彩なシステムに対応した入出力、充実の内蔵アンプ、そして高音質を兼ね備えた新世代のDSPアンプだ。これまでは手軽なシステムアップ面が注目されてきたDSPアンプだが、加えて高機能&高音質を兼ね備えることで、レベルの高いユーザーでも十分に満足いくユニットに仕上がっているのも同モデルの特長だ。

調整機能に加え入出力の豊富さや
内蔵パワーアンプの高性能ぶりが光る

調整機能のレベルの高さはこのモデルの大きな特長のひとつ。全チャンネル独立の31バンド・パラメトリックイコライザーを搭載し帯域バランスの調整には万全の体制で望むことができる。もちろんクロスオーバー、タイムアライメントなどの機能も充実。いずれもデュアル32bit処理によるクオリティの高い信号処理を採用することで、DSPを介した場合でも音の劣化が少なく高音質をキープするる設計とした点にも注目したい。

入出力の豊富さも自由にシステムを組むためには欠かせない要素。このモデルには8チャンネルのハイレベル入力、2チャンネルのラインレベル入出力を備え、多くの純正オーディオ/ナビのスピーカーレベル出力や社外ナビのRCA出力にも対応。来年発売予定の高音質Bluetoothユニットに対応するための入力端子も備え、手軽なシステム構築を可能にした。加えて光デジタル入力(96kHz/24bit)を搭載しているのにも注目だ。将来的にハイレゾを利用したいユーザーなら、このDSPアンプを用意しておけばも愛車がハイレゾ再生に対応できるようになるのも大きな魅力だろう。

充実の内蔵アンプは先にも紹介した通り8チャンネルを搭載。無歪50W(4Ω)のパワーを備えスピーカーを駆動する能力の高さにも注目。またブリッジ接続し150W(4Ω)として利用することも可能なので、サブウーファーのドライブにも十分対応。さらには各スピーカーに十分なパワーを掛けて利用することもケースバイケースで可能だ。さらにラインレベル出力は10チャンネル備え、外部アンプを組み込んだシステムへの発展性も残している。

FOCALのスピーカー群と合わせて
高品位なサウンドを再現することを確認

さらに、DSPアンプは機能面だけではなく、音質面でもセレクトされる時代がやって来ている。「PLUG&PLAY1080」はその点でも非常に優秀。そこで、同モデルを搭載しているデモカーであるMINIを試聴してみた。スピーカーにはFOCAL(フォーカル)の車種別専用キット「ES100KforMINI」と、トレードインタイプのサブウーファー「IFBMW-SUB.V2」も搭載していた。

試聴するとデモカーはいたって滑らかで上質な大人の音を感じるきめ細やかなサウンドで、音のニュアンスを隅々まで表現しているのを体感できる。さらに50Wのパワーアンプにより、音のパワー感も十分。特に中低域のパンチ力が際立ち、重心の低い心地良いサウンドに仕上がっていた。さらにDSPによる調整能力を駆使したことによる確かな定位も印象的。いわゆる前方定位はもちろん、高い位置でバランス良くステージが展開される様子がしっかり表現されているのが好印象だった。

スピーカーは内装無加工で取り付け可能なFOCALのMINI専用モデルであること、さらには今回注目したDSPアンプの「PLUG&PLAY1080」を利用することで純正オーディオを変更することなくシステムアップが可能な点など、スマートで純正ライクな取り付けが魅力のデモカーとなった。もちろんその上で高音質ぶりが楽しめるのが「PLUG&PLAY1080」をはじめとしたPLUG&PLAYブランドのユニット群だとあらためて感じた試聴となった。スマートな取り付けで高音質を得るために導入したい、注目のシステムだ。

《土田康弘》

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