NAVITIME API、バス・物流事業者向けに乗降IC指定機能を追加 運行計画作成を支援

NAVITIME API乗降IC指定機能
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ナビタイムジャパンは、法人向け開発サービス「NAVITIME API」について、8月22日よりバス・物流事業者向けに「乗降IC指定」機能の提供を開始した。

NAVITIME APIは、乗換NAVITIMEやトラックカーナビなど、ナビタイムジャパンが個人向けに提供するルート検索や地図表示などの機能をAPIにて法人向けに提供するサービス。通勤時間、交通費検索、巡回時の最適経路検索などに活用でき、大型車の道路規制にも対応しているため、バス・物流業など大型車両を扱う事業者にも導入されている。

バス・物流業では、安全管理の徹底から、安全運転が確保できる運行計画作成の重要性が増している。また、働き方改革によるドライバーの労働時間削減が課題となる一方で、運送コスト削減のために一般道を走らせることで超過労働につながるケースもあり、コストと労働時間を考慮した運行計画作成の効率化が求められている。

今回追加した乗降IC指定機能は、乗り降りしたい高速道路のICを指定したルート検索ができる機能。上限金額内で運行できるICを指定して、高速料金を比較しながらルートを決定できる。高速道路には上り/下りなどの方面があるため、単純にICを経由地に設定してしまうと期待したルートが出ないケースがあるが、今回、ICを検索するAPIを同時にリリースすることで、ICの方面も考慮したルート検索が可能。作成したルートは、国交省等への申請書類や旅程表の作成などにも使うことができる。

また新機能はAPIの形式で提供するため、顧客のWebサイトや運行計画作成支援ソフトに簡単に組み込むことができる。
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《纐纈敏也@DAYS》

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