三菱自決算発表---池谷副社長「2019年度は厳しい幕開け」[新聞ウォッチ]

三菱自動車(ガイキンド:インドネシアモーターショー2019)
  • 三菱自動車(ガイキンド:インドネシアモーターショー2019)
  • 閉鎖された首都高入り口(7月24日、都心環状線内回り神田橋)

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

三菱自動車が2019年4~6月期の決算説明会を開いた。自動車メーカーの中ではトップバッターだ。が、売上高が前年同期比4.3%減の5361億円。本業のもうけを示す営業利益は86%減の38億円と、大幅な減益。

会見の席でCFO(最高財務責任者)の池谷光司代表執行役副社長は「世界的な総需要の減退や一時的な円高などが響いて19年度最初の決算は厳しい幕開けとなった」と述べ、険しい表情を浮かべていた。

営業利益がわずか38億円ということは、筆頭株主の日産自動車前会長のあのカルロス・ゴーン被告の役員報酬額(2017年度=28億円、18年度=16億円)の2年分にも満たないことになる。

その日産自動車の業績悪化にも歯止めがかからないようだ。きょうの日経が1面トップで「日産、営業益9割減」とのタイトルで、19年4~6月期の連結営業利益が前年同期(1091億円)比で約9割落ち込み、数十億円規模にとどまったようだと報じている。また、大幅減益の理由としては「主力市場である米国での販売が振るわなかったうえ、自動運転や電動化といった次世代技術に向けた開発費もかさんだ」とも伝えている。

業績悪化を受けて、1万人を超える人員と生産能力の削減にも踏み切ることはすでに報じられているが、きょう7月25日午後4時からは横浜の本社で決算発表を行う予定で、西川廣人社長がリストラ計画などを説明するという。四半期の決算説明会で経営トップが出席するのも異例だ。

2019年7月25日付

●日産「後継者計画」策定へ、指名委員会ら議論開始(読売・9面)

●トヨタ、プリウスなど2万2000台リコール(朝日・29面)

●きょう決勝、千葉市(JFE東日本)VS豊田市(トヨタ自動車)都市対抗野球(毎日・1面)

●検証・五輪1年前、大規模交通規制、一般道混雑どう緩和、首都高は一定効果、鉄道各社終電延長へ(毎日・3面)

●東京五輪1年各地で催し、ラッピング列車運行(毎日・21面)

●日産営業益9割減、きょう4~6月期決算発表(産経・10面)

●五輪後の景気どうなる、前回後退、今回は失速回避へ警戒(産経・11面)

●先進技術お手頃価格で、ダイハツ工業・奥平総一郎社長(東京・6面)

●中国減産晴れぬ業績、日本電産、3四半期連続減益(日経・3面)

●米、自動車に追加関税なら、EU、4兆円報復措置(日経・10面)

●トヨタ、タイ販売1~6月、2割増(日経・13面)

●ダイムラー。赤字1600億円、4~6月市場減速、一時費用も(日経・15面)

●三菱自、純利益67%減、4~6月北米販売が減速(日経・17面)

●ガソリン価格上昇、店頭2週ぶり(日経・22面)

《福田俊之》

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