この日は曇り空のなかで公式予選が行われたが、他を圧倒する走りを見せたのが300号車のGT-R。Aドライバーの山口大陸が1分39秒538でコースレコードを更新したかと思えば、Bドライバーのハリソン・ニューウェイは1分38秒321の驚異的なタイムをマーク。2人合計で3分17秒859を記録し今季初のポールポジションを獲得した。2番手には昨年の富士24時間ウィナーであるNo.1 GTNET GT3 GT-R、3番手にはNo.83 X WORKS Audi R8がつけた。
その他、ST-1クラスではNo.47 D’station Porsche、ST-2クラスは59 DAMD MOTUL ED WRX、ST-3クラスは#68 埼玉トヨペットGreenBrave GR SPORT マークX、ST-4クラスは#86 TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスは#101 ヒロマツデミオがポールポジションを獲得している。
なお、ST-4クラスに参戦するNo.104 ROOKIE RACING 86からは“モリゾウ”ことトヨタの豊田章男社長もエントリー。今回は夜間走行ができないFドライバー枠で登録となっているが、決勝レース中どこかのスティントを担当する可能性がありそうだ。