ダイムラーの組織再編、株主総会で承認…新会社メルセデスベンツは11月発足へ

ダイムラーの組織再編が株主総会で承認
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ダイムラー(Daimler)は5月22日、ドイツで年次株主総会を開催し、組織再編が株主から承認を得た、と発表した。

この組織再編では、ダイムラーを持ち株会社とし、その傘下にメルセデスベンツ、ダイムラートラック、ダイムラーモビリティの3社を置く。乗用車主体のメルセデスベンツ、商用車主体のダイムラートラック、モビリティサービスと金融部門主体のダイムラーモビリティに分社化し、法的に独立した事業体を創出することにより、グループの企業体質をさらに重視し、強化することを目指す。

組織再編後に誕生する新会社、メルセデスベンツのCEOには、メルセデスベンツ乗用車部門を統括するオーラ・ケレニウス取締役が就任する。また、もうひとつの新会社のダイムラートラックのCEOには、マーティン・ダウム氏が就任する。ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、この新体制への移行のタイミングで退任。その後は、オーラ・ケレニウス氏が、メルセデスベンツとダイムラーの両CEOを兼務する。

なお、新会社のメルセデスベンツの発足時期については、2019年11月1日を目指している。

《森脇稔》

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