いすゞ自動車と日野自動車は5月16日、大型観光バス『いすゞガーラ』と『日野セレガ』の排出ガス発散防止装置(NOxセンサ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年7月18日から2019年4月5日に製造された413台。
大型観光バスの排出ガス発散防止装置にて、NOxセンサ用配線の接続指示が不適切なため、触媒前後の配線が逆接続されている。そのため、排出ガス発散防止装置が正しく作動せず、排出ガスが保安基準を満足しないおそれがある。
改善措置として、全車両、NOxセンサ用配線を修正する。
不具合および事故は起きていない。日野自動車の社内情報によりリコールを届け出た。