カルマオートモーティブは、中国で開幕した上海モーターショー2019において、『レヴェーロGT』(Karma Automotive Revero GT)の2020年モデルを初公開した。 カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『カルマ・レヴェーロ』を生産・販売している。 上海モーターショー2019で初公開されたレヴェーロの2020年モデルは、カルマ・レヴェーロに大幅改良を施したモデル。大幅改良を機に、車名をレヴェーロGTに変更した。 レヴェーロGTの2020年モデルのハイライトは、BMWから供給を受けるエンジンだ。BMWの3気筒ガソリンターボエンジンを、発電専用に使用する。 モーターは、最大出力535hp、最大トルク76kgmと強力だ。この効果で、0~96km/h加速は4.5秒と、従来モデルに対して1秒短縮した。また、バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電での航続はおよそ130km。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のBMW製エンジンが始動し、航続は最大およそ580kmまで伸びる。
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