ファーウェイ(Huawei、華為技術)は4月17日、2019国際自動車技術会議において、「自動車を製造しない」と発表し、自動車メーカーになる意思のないことを明確にした。 ファーウェイは、中国の大手通信機器メーカーで、スマートフォンなどを手がける。また、自動運転技術の開発にも力を入れており、アウディなどの自動車メーカーと自動運転車を共同開発している。 スマホ大手のアップル(Apple)同様、自動車事業への進出の可能性が伝えられていたファーウェイだが、今回、同社は、「自動車を製造しない」と発表した。情報通信技術(ICT)に注力し、自動車メーカーを支援していくという。 ファーウェイは今後も、自動車メーカーに対して、コネクト技術などの供給を行う。具体的には、「MDC」(モービル・データ・センター)と呼ばれる車載コンピューティングプラットフォームやインテリジェントドライビングサブシステムソリューションを供給する。、 また、自動運転のシミュレーションやテスト用に、「ファーウェイ・クラウド」ベースのクラウドサービスを提供。4G/5G車載通信モジュールやネットワークソリューションも供給していく、としている。
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