アストンマーティン・ジャパン4月12日、6か所目となる正規販売店アストンマーティン横浜を、4月13日の開業を前に報道陣に公開した。 アストンマーティン横浜は、東京・世田谷でポルシェやアストンマーティンなど高級輸入中古車販売店や栃木県でジャガー・ランドローバーの正規販売店などを手掛けるグラーツ・オートモビールが運営する。 グラーツ・オートモビールの荒井賢社長は「横浜という歴史ある街で、伝統あるアストンマーティン車を販売することはあこがれでもあり、本当に歓び。外国人居留地があった場所、歴史を感じるアドレスがどうしても欲しくて、(横浜市中区)山下町で、ずっと物件を探していた」と明かす。その山下町に構えたショールームは360平方mあり、常時5台が展示でき、アストンマーティンの正規販売店で国内最大級という。 荒井賢社長によると「学生時代に洋服屋でアルバイトをしたり、建築や家具も好きだったことで、私どもが仕入れたり発注するクルマはかなり特徴がある。それが売りになっていて、おしゃれや個性に敏感なお客様に受け入れられて今日に至っている」とのことだ。 それゆえショールームに展示されている『ヴェンテージ』も「ボディカラーはアップルツリーグリーン、中はミントチョコを連想させるようなロイヤルミントとダークモカの組み合わせで、かなり個性的で面白いかなと思っている。こうしたことを特徴に横浜でビジネスを拡大していきたい」と荒井賢社長は語る。 アストンマーティン横浜にはショールームとは別フロアにカフェバーを併設している。荒井社長は「イギリスに研修に行った際、ラグジュアリーブランドは納車の際にケータリングを呼んでやっているのをみた。それにヒントを得て、となりのカフェの専用ラウンジにオーナーを招待して納車パーティーを開くことも考えている」とも明かしていた。 報道向け内覧会にはアストンマーティン本社からサイモン・スプロール副社長がかけつけ、「横浜という都市は日本にとって世界の最初の入り口だったし、またどこの外国人にとっても横浜は特別な街。みなとみらいにある私たち6店舗目のオープニングセレモニーに参加することを特に光栄に思っている」とあいさつ。 その上で「この新しいアストンマーティンが横浜にオープンするということは、アストンマーティンが日本のより多くのお客様にショールームとサービスセンターを提供するという大きな投資を意味する」と話していた。
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