ソフトバンク系ファンド、グラブに新たな出資…オープンプラットフォームベースの新サービス展開へ

グラブの公式サイト
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東南アジア配車サービス最大手のグラブ(Grab)は3月6日、ソフトバンク・ビジョン・ファンドから14億6000万ドル(約1634億円)を新規に調達した、と発表した。

グラブは、東南アジアで最も多く利用されるモバイル配車サービスのひとつ。現在、グラブのアプリは1億2500万台以上の携帯端末にダウンロードされ、ユーザー数は800万人以上に上る。グラブのサービスは2012年の創業以来、25億回以上の利用があり、その地域は8か国、235都市に広がっている。配車サービスだけでなく、フードデリバリーや宅配サービスなど、この地域で幅広いサービスを提供している。

グラブは今回の調達資金を利用して、日々の生活に欠かせないサービスを拡張し、アクセスや利便性の向上を目指す。また、東南アジアにおいて掲げるスーパーアプリのビジョンを推進していく。

さらに今後、金融サービスやフードデリバリー、配送サービス、コンテンツ、デジタルペイメントなどの事業領域を伸ばし、2018年に発表したグラブのオープンプラットフォームを基盤とした新サービスを展開する予定だ。

またグラブは、同社が2輪車市場の60%、4輪車市場の70%の市場シェアを占めるインドネシアに対し、新規調達額の多くを投資する予定。グラブのインドネシア事業は急速に拡大しており、2018年の売上高は2倍以上に増加した。調達資金をインドネシアでの「GrabFood」や「GrabExpress」の事業拡大、新規事業の展開に利用していく。

《森脇稔》

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