F1王者ミカ・ハッキネンも認める高い安全性…ノキアンタイヤがサマータイヤも日本展開へ

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北欧フィンランドの「ノキアンタイヤ」(nokian tyres)は、地球上で最も北にあるタイヤメーカーとされる。

そのルーツは19世紀末の1898年まで遡ることができ、つまりは自動車の歴史とほぼ同等の長い歴史を有するわけだが、1934年には世界初となるウインタータイヤを完成させるなど、やはりノキアンタイヤは“お国柄”を反映した実績や栄誉を数多く保持している。最近では2013年に「氷上における世界最速新記録」を達成、厳寒のボスニア湾で335.713km/hを冬タイヤでマークした。2014年には「世界最小エネルギーロス スタッドレスタイヤ開発」(転がり抵抗の最高評価)も成し遂げている。

そのノキアンタイヤのアンバサダーとして同社サマータイヤの性能評価にも関わっているのが、フィンランドのレーシングヒーロー、1998~99年に2年連続F1世界チャンピオンとなったミカ・ハッキネンだ。

ミハエル・シューマッハとの互いをリスペクトした素晴らしきライバル関係でもよく知られるハッキネンは、日本で特に絶大な人気を博したドライバーでもある。2001年シーズン限りでF1を(休養したのちに)引退、その後、一時期のDTM参戦を経てトップレースシーンのドライバーとしてのキャリアを終えたあとは、現役時代から親交のあったものを含め世界の多くの一流ブランドのパートナーになるなどして、様々な活動を展開している。そして近年は、母国のノキアンタイヤのアンバサダー(兼サマータイヤ性能評価者)としても活動中、この2月にはその立場で来日した。

F1用も一般乗用車用もタイヤ開発の根本は同じ

ハッキネンがF1初戴冠を果たした1998年、くしくもノキアンタイヤ100周年の年だったことになるが、この年はハッキネン所属のマクラーレン・メルセデスがブリヂストンを、対抗馬シューマッハが属するフェラーリはグッドイヤーを履いており、いわゆるタイヤ戦争がF1の覇権争いに大きな影響を及ぼしたシーズンとして記憶される。タイヤメーカーと一緒にタイヤ開発をしながら、手強いライバルを打倒して、ハッキネンはF1世界王座に初めて就いた。しかもその戴冠地は日本、鈴鹿サーキットであり、日本のファンの脳裏には今もその記憶が鮮明だ。

「F1のようなレース用のタイヤ開発と、いま私がノキアンで携わっている市販ロードカーのためのタイヤ開発、そこに大きな違いはないと考えている」。来日したハッキネンは、ノキアンタイヤを脇に携えながらそう語った。

「もちろんF1タイヤは速く走るためのタイヤであり、ロードカーのそれとは異なる目的をもって開発されたタイヤだが、たとえばフロントとリヤが安定していること、きちんと路面からのインフォメーションがあることなど、求められる要素の根本にはロードカーのタイヤと似通った部分も多い。耐久レースのタイヤならば安心して走れる信頼感が重要になるけれど、それはロードカーのタイヤも同じだよね」

なるほど、速度域やキャラクターは違ってもタイヤ開発の根本には大きな違いがあろうはずもない。そしてタイヤに求められるものが安心感であり、安定性であり、つまりは常に信頼をおける存在であることが重要なのだと、ハッキネンはこのあとの一連の話を通じて語りかけてくる。

厳しい冬季環境では「自信をもてる」タイヤが必要

ノキアンタイヤとハッキネンの母国フィンランドは、言うまでもなく寒さが厳しい。そこでの冬場のロードドライビングにおいては、「状況が安定的ではないことを意識し続けなければならない」とハッキネンは説明する。

「突然、すごくスリップする凍った路面に出くわしたりもするのだから、とにかく予想をして走ることが大切だ。心の準備、クルマの準備がフィンランドの冬の道では常に必要になる。でも、とても楽しいドライブだと僕は思っているけどね(笑)」

ハッキネンはフィンランドの厳しい冬を快適かつ安全に走り抜けるためには「ドライバーが自信をもっていられることが大事なんだ。その自信を与えられることがタイヤには求められる」とも力を込めて語った。具体的には「多くのドライバーは普段は特にタイヤのことを意識したりはしないと思うけど、たとえば通常のコントロール領域から少し外れたような路面状況に遭遇した時にもタイヤに自信をもっていられる、ということだね」。そして「ノキアンのウインタータイヤなら、その自信がもてる」と強調する。

安全性こそがノキアンタイヤの「哲学」

前述したように、ハッキネンはノキアンのサマータイヤについては開発にも関わる立場だ。その彼がアピールする、夏冬を問わないノキアンタイヤ最大のセールスポイントとは何だろうか。

「それは、やはりセーフティ(安全性)だ。開発に関わるなかで、ノキアンタイヤの開発チームがハードワークしていることに感銘を受けている。そして、セーフティこそがファーストプライオリティ(第一優先)であるということが、ノキアンタイヤの哲学として浸透していることも感じている。ノキアンタイヤを得ることで、一緒にクルマに乗る家族にも安心を提供することができる、それがノキアンタイヤ全般に関しての私の評価だ。ブレーキングやコーナリングに安心感をもてるタイヤであることは間違いない」

ハッキネンはこうも語った。「ノキアンタイヤは特にウインタータイヤで世界に知られたメーカーだ。そして近年は(サマータイヤでも)ハイエンドな商品をつくり、フィンランド国内に限らず広くリスペクトを受けているメーカーでもある。そういうノキアンのハイパフォーマンスなサマータイヤがこれから日本市場にも発表されていくことは、私にとってもすごく興味深い展開だ」『妥協なき安全性の追求』との触れ込みのもとにラインアップされたノキアンのプレミアムサマータイヤ群、SUV用の「HAKKA BLACK 2 SUV」と「HAKKA BLUE 2 SUV」、そしてコンパクトカーやミニバン用の「HAKKA GREEN 2」、ミニバンやセダン用の「HAKKA BLUE 2」は、日本のサマータイヤ市場における新たな選択肢として大きな注目を集める存在になるだろう。

《遠藤俊幸》

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