アウディ初のEV『e-tron』の顧客を支援、世界最大級の充電ステーション開設へ

ドイツ・ミュンヘン国際空港に展示されるアウディe-tron
  • ドイツ・ミュンヘン国際空港に展示されるアウディe-tron
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アウディ(Audi)は1月23日、世界最大級の充電ステーションを2019年内に、ドイツ・ミュンヘン国際空港に開設すると発表した。

これは、アウディ初の市販EV、『e-tron』のドイツでの販売が間もなく開始されることに合わせたもの。e-tronに導入されるのが、新たな充電サービスの「アウディe-tronチャージングサービス」だ。専用のカード1枚で、欧州全域の公共充電ステーションの約80%にアクセスできる。e-tronの発売時には、欧州16か国の7万2000か所以上の充電ステーションが利用可能で、その後、数か月以内に、東欧などの8か国に拡大展開していく予定だ。

ドライブ途中での充電は、「myAudi」アプリで計画できる。途中の充電を考慮したルートが、ナビゲーションシステムに表示される。ナビゲーションシステムは、バッテリーの充電時間や、交通状況も考慮。当初予定していた急速充電ステーションへの到達が困難になると、別のルートを提案してくれる。

アウディは2019年内に、世界最大級の充電ステーションを、ドイツ・ミュンヘン国際空港に開設する。70以上のAC充電器(出力22kW)と、6つのDC急速充電器(出力150kW)を設置し、e-tronなどの電動車両のユーザーを支援していく。

《森脇稔》

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