コネクトカーと自動運転の統合システム開発へ、3Mとオンセミコンダクターが提携…CES 2019

3Mとオンセミコンダクターが共同開発するコネクテッドカーと自動運転車の統合システムのイメージ
  • 3Mとオンセミコンダクターが共同開発するコネクテッドカーと自動運転車の統合システムのイメージ

オンセミコンダクターは1月7日、米国ラスベガスで開催したCES 2019のプレビューイベントにおいて、3Mと提携を結び、コネクテッドカーと自動運転車を、より安全に、より効率的に支援する統合システムを共同開発すると発表した。

今回の提携は、交通安全の向上を支援する3Mの80年間の取り組みと、最新のセンシング技術とソリューションを自動車メーカーとそのサプライヤーに提供するオンセミコンダクターの取り組みを融合させるものだ。両社はこの提携を通して、自動車と道路インフラ間のコミュニケーションを向上させ、コネクテッドカーと自動運転の技術の発展を目指す。

具体的には、オンセミコンダクターと3Mは、数十年にわたるイメージセンシング技術と道路安全の実績を組み合わせ、自動運転機能を装備した自動車用のナビゲーションの向上を支援していく。

自動運転車両の眼となるオンセミコンダクターのイメージセンサーを、3Mのマテリアル技術と組み合わせることにより、イメージセンサーが強化されたインフラから、追加情報を届けられるようになるという。従来の先進運転支援システム(ADAS)よりも高いレベルでドライバーを支援することが可能になる、としている。

《森脇稔》

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