避難所へのラストマイル輸送---災害時の支援物資輸送でハンドブックを作成へ

北海道胆振東部地震(2018年9月) (c) Getty Images
  • 北海道胆振東部地震(2018年9月) (c) Getty Images
  • ラストマイルにおける円滑な支援物資輸送の実現に向けた調査検討会のメンバー

国土交通省は、大規模災害時などに、避難所に支援物資を円滑にラストマイル輸送するための検討を開始すると発表した。

今後想定される首都直下地震や南海トラフ巨大地震など、広域、大規模な地震が発生し、物流システムが寸断された場合、国民生活へ甚大な影響が生じる可能性がある。

被災者の生活を維持するためには、必要な支援物資を迅速・確実に届けることが重要だ。過去の大規模災害ではラストマイル輸送の混乱など、課題が顕在化した。これを踏まえ、課題や対応策を整理するとともに、地方公共団体が災害時、活用できるハンドブック(仮称)を作成するため、有識者や物流事業者で構成する検討会「ラストマイルにおける円滑な支援物資輸送の実現に向けた調査検討会」を新設する。

検討会は12月6日に初会合を開く。

《レスポンス編集部》

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