福岡県の平成筑豊鉄道は10月29日、観光列車の運行を2019年3月から開始すると発表した。
この列車は、「祭事(まつりごと)」「物事(ものごと)」「人事(ひとごと)」という3つの「事」を乗せてゆっくり走るという意味合いから『ことこと列車』と命名。平成筑豊鉄道では「日本一ゆっくり・おいしい・たのしい列車」としている。
移動型のレストラン列車というコンセプトを基に、デザインは全国の観光列車を多数手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当している。
編成は2両で、4人掛けと2人掛けのテーブル席などを設置。内装は水戸岡デザインらしい木を活かしたものとなっている。定員は2両合わせて48人。