単なる偶然なのだろう。パリモーターショー2018でワールドプレミアされたコンセプトカーの1台、プジョー『eレジェンド・コンセプト #UnboringTheFuture』のことである。電動化と自動運転社会を見据えたコンセプトモデルで、パワートレインはフルEVとされている。 注目はデザインだ。かつての名車『504クーペ』のオマージュで、端正かつライトウェイトで引き締まったフォルムを具現化している。しかし、このクルマに既視感のある日本人は多いのではないだろうか。 サイズは異なるものの、日産が2013年に東京モーターショーでお披露目したコンセプトカーの『IDx』に似ているのだ。2ドアクーペというだけでなく、直線基調かつロングノーズが生み出す全体のフォルム、台形のキャビンも一致。ボンネット前端が突き出したシャークノーズや2眼のヘッドライト、細かい部分ではミラーの形状などもよく似ている。 往年の名車を現代に蘇らせたという企画も、かつての『ブルーバード』をイメージさせるIDxと共通するポイントだ。さすがにプジョーが日産の真似をすることはないだろうが、ここまで似てしまうのだから、世の中はおもしろい。
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