ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクト、ベスト100初受賞…グッドデザイン2018

バスデータの整備の流れ
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ナビタイムジャパンが実施した「ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクト」が10月3日、「2018年度グッドデザイン・ベスト100」に選出された。

グッドデザイン・ベスト100は、2016年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件。この中から、今後さらに審査して「グッドデザイン大賞」などの特別賞が決定される。

ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクトでは、バス利用者の利便性向上とバス事業者の業務円滑化を目的に、国土交通省が公表する「全国乗合バス事業者の移動円滑化基準適合車両導入状況」に掲載されている全国515社のバス会社すべてを対象に調査を実施。時刻表やバス停位置などの情報を整備し、ナビタイムジャパンが提供するサービスを通じて情報提供できる仕組みを構築した。これまで国内のバスデータを統一したサービスは存在せず、全国の路線バスに100%対応したナビゲーションの提供は、日本初の取り組みとなる。

今回、ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクトにおける地道な情報収集と電子データ化による100%のバスデータ獲得や、利便性が高く積極的なバス利用を促進するシステムデザインなどが高く評価された。

ナビタイムジャパンでは、2007年度の「NAVITIME」、2016年度の「トラックカーナビ」、「ナビタイムマイレージ」の受賞を含め、4つ目のグッドデザイン賞受賞。またグッドデザイン・ベスト100は初の受賞となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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