世界で唯一Clarionだけが実現できている先進のフルデジタルカーオーディオシステム、『Full Digital Sound』。それを搭載したクルマによって競われるサウンドコンテストが、今年もまた、『ACG2018』内で展開されている。
これにトライする『Full Digital Sound』ユーザーに直撃し同システムならではの魅力を浮き彫りにしようと試みる、シリーズ連載をお届けしている。今回はその第2回目として、7月22日に大阪府で開催された『ACG2018in関西』、そして7月29日に福岡県で開催された『ACG2018in九州』、その両会場で集めた声を紹介していく。『Full Digital Sound』が選ばれた理由と、これがどのように楽しまれているのかを、詳細にリポートしていく。
■「外向きと室内の両方で『Full Digital Sound』の音を満喫!」
まずは『ACG2018in関西』に参加したクルマをフィーチャーする。最初に、『Full Digital Sound』を用いて"外向きシステム"の構築にも取り組んだ、マツダ・アクセラ(製作ショップ:ワープス)に乗る西川拓実さんの話を紹介しよう。
ところで、西川さんが『Full Digital Sound』を導入したのは約1年前。アクセラ仲間の紹介で"ワープス"を訪ねたところ、そこにたまたま『Full Digital Sound』を搭載したユーザーカーがあり、その音を聴いてシステムの搭載を決めたという。
「『Full Digital Sound』は調整がしやすいので、ツィーターをキックに付けてもサウンドステージを上げやすいんです。取り付けにおいても、手を掛ければ掛けるほどそれに応えてくれます。取り組み甲斐がありますね」。『Full Digital Sound』は、求めれば求めるほどにその思いに応えてくれるシステム、というわけなのだ。
大泉さんが『Full Digital Sound』を搭載したのは、イベントの1か月ほど前。そもそもはエアロパーツの検討をすべく"ニューズ"を訪れたのだが、そこで偶然にも『Full Digital Sound』を搭載したClarionデモカーと遭遇する。なんとはなしにその音を聴いて、大泉さんは衝撃を受けた。「重低音がしっかり出ていて、それでいて全体のバランスは良く、深みがあって、クリアで…」。この出会いをきっかけに大泉さんは同システムの搭載を決意し、そしてこの6月にインストールが完了したという次第だ。
以後はなんと、カーライフがガラリと変化したと言う。「実は前までは、あまり運転が好きではなかったんです。なのでドライブに出かける頻度は低かった。でも『Full Digital Sound』を積んでからは、近場が中心ですが機会が増えました。運転が楽しくなったんです(笑)」とのことだ。
■「女性アーティストの楽曲が良い音で楽しめるので、通勤時間も充実!」
続いても『Full Digital Sound』が初めてのカーオーディオシステムだと言う、星山直人さんの話をお伝えしよう。愛車は、トヨタ・マークX(製作ショップ:ニューズ)だ。
星山さんはそもそもドレスアップに興味があって"ニューズ"に通うようになったのだが、その中で徐々に「見た目と音の両立に興味が湧いてきた」と言う。そうして『Full Digital Sound』のことも知り、「人とは違うことをしようと考えて」去年の夏前あたりに、『Full Digital Sound』の搭載を実行に移した。
なお、星山さんは『Full Digital Sound』のコントロールをClarionの"Quad View"&高精細9型HDディスプレイが搭載されたナビ『NXV977D』で行っている。「このナビは操作がしやすくて良いですね。また、HDMI端子を使ってスマホのミラーリングができるところも気に入っています」とのことだった。
そうは言いつつも、普段使いのこのキャラバンにもこだわりが満載されている。「このクルマは去年手に入れました。20年前にこれと同じ型のキャラバンに乗っていて、また乗りたくなったので探してもらったんです」。そしてそのクルマに『Full Digital Sound』を搭載した理由とは…。
「レトロなクルマと最新システム、そのギャップを楽しみたかった(笑)」とのこと。さすがはベテラン。チョイスが粋だ。『Full Digital Sound』はもちろん、音的にも吉田さんを裏切っていない。「繊細な音が出るので気に入っています。1年経ってエージングが進んで柔らかみも出てきました。良くなる一方です」とのことだった。
いかがだったろうか。Clarionの『Full Digital Sound』は、カーオーディオが初めてという人も、大ベテランも、そしてプロをも、それぞれを満足させることができている。当システムの懐の深さをまた改めて実感できた。手応えあるシステムを費用対効果高く手にしたいと思ったら、『Full Digital Sound』があることを思い出すベシ。