パーソナルモビリティ(電動車椅子)を手がけるWHILLは、広島東洋カープと『WHILL Model Cアームカバー カープモデル』を共同制作し、販売すると発表した。
共同制作モデルは「年齢や障害の有無にかかわらず、すべての人にスポーツ観戦を楽しんでほしい」という両社の思いが一致し実現した。
WHILL Model Cアームカバーは、広島東洋カープのチームカラーのレッドを下地に、カープのロゴが大きく入った特別モデル。アームカバーは簡単に着脱可能で、すでにWHILL Model Cを購入した人や介護保険レンタルでの利用者も装着できる。
WHILL Model Cアームカバー カープモデルは、広島県でWHILL Model Cの試乗会で、来場者から「これに乗ってMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に行きたい」という声を多くもらったためとしている。
広島東洋カープが運営・管理を行う広島市民球場、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島は、最大140席分という12球団で最多の車椅子用観戦スペース、広島駅に通じる歩道と球場内コンコースを直結する歩行者用スロープ、球場を一周する広幅員で平坦なコンコース、緩傾斜の観戦スタンドなどを設置している。車椅子利用者の席案内などを行う「ホスピタリティスタッフ」も配置するなど、バリアフリーのスタジアムづくりを積極的に推進している。
WHILL Model Cアームカバー カープモデルの販売価格は1セット(両側)3万2400円(消費税込み)。