光岡自動車は8月1日、「オフィスグリコ」事業の配達用車輌として、3輪電気自動車(EV)『ライク-T3』を東京、神奈川の配達センターへ順次納入すると発表した。オフィスグリコは、医薬品メーカーが家庭や職場に医薬品を補充する「置き薬」をヒントに、「置き菓子」をビジネス化したもの。サービススタッフが定期的に訪問し、代金回収や商品補充・賞味期限管理等を行う。ライク-T3は小型で取り回しもよく、最大100kgまで積載可能な2人乗りの3輪EV。これまでに築地市場での配達運搬用途や、有馬温泉や高野山などの短距離周遊観光用途などにも採用されている。オフィスグリコでは、ライク-T3の導入にあたり、約1年間、現場で試験運用を実施し、利便性・耐久性を検証。その結果、EVの環境性能に加え、昨今の原油高などでの経済性から今回の納入に至った。配達に携わるスタッフからは、「軽自動車と比べて、駐車するスペースに気を使わなくてよくなった」、「原付バイクに比べて一度に輸送できる量や種類が増え、販売動向に合わせた商品配置が可能になった」などの声もあったという。光岡自動車では、8月にライク-T3の初回ロット9台を、東京、神奈川の「オフィスグリコ」配達センターへ順次納入する。
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