豊田自動織機、フォークリフトなど各事業好調で売上高17.2%増 2018年4-6月期決算

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豊田自動織機のエンジンフォークリフト(参考画像)
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豊田自動織機は7月31日、2018年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。売上高は同17.2%増の5221億円と大幅な増収となった。

車両組立事業の売上高は『ヴィッツ』は減少したものの、『RAV4』が増加したことで、前年同期並みの177億円となった。エンジン事業は主にGD型ディーゼルエンジンが増加したことで、同14%増の261億円。カーエアコン用コンプレッサーも北米・欧州を中心に増加したことで、同4%増の889億円となった。産業車両事業は、主力のフォークリフトトラックが北米を中心に各地域で増加したことで、同24%増の3417億円。これら各事業の好調により、総売上高は同17.2%増の5221億円となった。

収益については、前年同期の退職給付制度変更の影響などにより、営業利益は同23.2%減の339億円、税引前利益は同8.2%減の711億円、四半期利益は同10.9%減の534億円となった。

今期の連結業績見通しについては、売上高2兆1500億円(前年比7.3%増)、営業利益1350億円(8.4%減)、税引前利益1890億円(9.9%減)、最終利益1460億円(13.2%減)とした前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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