日産自動車は、リチウムイオン電池子会社のオートモーティブエナジーサプライを、中国系ファンドのGSRキャピタルへの売却を中止すると発表した。
日産はオートモーティブエナジーサプライからバッテリー事業を分社化して、GSRキャピタルが設立したGSRエレクトリック・ビークル(UK)に6月29日付けで売却する予定だった。
日産によると同日にGSRキャピタルから事業を買収するための資金が不足しているとの連絡があった。このため、日産はGSRへのバッテリー事業の売却を一旦中止する。
日産では、今後についてはGSRへの再度売却も含めて検討する。