中国の自動車メーカー、奇瑞汽車(チェリー)の電動SUV『TIGGO7 CSH』が、メキシコシティで実施された過酷なバッテリー擦過試験に合格した。
試験は公証人代行者や業界専門家、主要報道機関の立会いの下で実施された。このプラグインハイブリッド(PHEV)SUVは時速30kmで高さ242mmの球形障害物に、30mmのオーバーラップ深度で衝突する試験を行った。これは道路での危険度の高い擦過状況を再現したものだ。
激しい衝撃を受けた後も、TIGGO7 CSHは優れたバッテリー保護性能を示した。バッテリーケース表面に軽微な擦過傷のみが確認されたものの、電解液の漏れ、火災、爆発、煙の兆候は一切見られなかった。