Dryve、リチウムイオン電池企業としてカナダで再始動…pCAM不要の乾式合成プラットフォーム商業化へ

Dryve Battery Materialsの工場
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ドライブ・バッテリー・マテリアルズ(Dryve Battery Materials)は、リチウムイオン電池用正極材向けの特許取得済み乾式・pCAM(前駆体正極活物質)フリー合成プラットフォームの商業化を目的とした独立企業として、カナダで正式に発足したと発表した。

ドライブは、オーストラリア証券取引所(ASX)およびナスダック(Nasdaq)に上場するノボニクス・リミテッドの旧バッテリー・テクノロジー・ソリューションズ事業を分社化する形で設立された。同事業では過去5年間にわたり正極材技術プラットフォームの開発・高度化が進められてきた。独立企業となったことで、ドライブは専任の体制で商業化を加速できる立場となった。

ドライブの特許プラットフォームは、NMC・NCA・LMRを含むニッケル系正極活物質を、従来の前駆体生産や溶剤を多用するプロセスに依存せずに直接合成できる技術だ。


《森脇稔》

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