GT300クラスは#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸&安田裕信/ダンロップ=DL)が優勝。#11 GT-Rはレース前半、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(R.ライアン&富田竜一郎/DL)と#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一&S.ウォーキンショー/BS)の首位バトルのすぐ後ろ、3番手の位置に虎視眈々という様子で続いていた。そして#21 アウディがピットインからガレージインとなってしまい優勝争いから脱落(不運な接触によるダメージ起因と見られる)、#55 BMWに対してはルーティンピットが後だった#55 BMWのピットアウト時に前へと出ることに成功し、#11 GT-Rは今季初勝利を果たしている。
GT300クラスの決勝2~6位は以下の通り。
2位 #31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀&平手晃平/BS) 3位 #60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹&宮田莉朋/YH) 4位 #65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹&蒲生尚弥/BS) 5位 #87 リーガルフロンティア ランボルギーニ GT3(佐藤公哉&元嶋佑弥/YH) 6位 #88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴&A.カルダレッリ/YH)
ポール発進の#65 メルセデスが4位。予選後の車検で順位から除外された“ポール同タイム”の#88 ウラカンは22番手発進から6位でフィニッシュした。ワイルドカードで参戦したタイ現地チームのベントレー、#32 est cola by AAS Motorsport(M.ジュース&K.グシリ/ミシュラン=MI)は14位。#55 BMWは終盤、#31 プリウスとの2位争いの最中にタイヤに問題が発生して後退、最終結果は11位だった(タイヤの問題がバトルによる擦過等に起因するものかどうか、別のものかは不明)。