【レッドブル・エアレース ブダペスト】優勝はソンカ、室屋はオーバーGで失格

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「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」2018シーズン第4戦ブダペストの表彰台に経つ上位3選手。左からブラジョー、ソンカ、ホール
  • 「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」2018シーズン第4戦ブダペストの表彰台に経つ上位3選手。左からブラジョー、ソンカ、ホール
  • 優勝したマルティン・ソンカのフライト
  • ペナルティによって太陽に減点されてしまったマイケル・グーリアンのフライト
  • 決勝当日のベストタイムを記録したマット・ホールのフライト
  • Round of 14でオーバーGを出して失格となった室屋義秀のフライト
  • ドナウ川に立てられたパイロンを舞台にレースは展開された
  • レースは世界遺産の鎖橋をくぐることからスタートする
  • 思わぬ結果となってしまった室屋義秀
「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」2018シーズン第4戦の決勝レースが6月24日、ハンガリーのブダペストで開催され、優勝はチェコ出身のマルティン・ソンカ選手が獲得。期待の室屋義秀選手は「Round of 14」でオーバーGとなり、失格となった。

決勝日に行われたレースは、14名のパイロットによる対戦「Round of 14」でスタートし、その勝者7名と敗者の中から最速タイムを記録した1名を加えた対戦「Round of 8」へと進出。そして、その勝者4名がタイムを競う「Final 4」で優勝者を決定する流れで実施された。

Round of 14の対戦相手は、決勝前日に予選で記録したタイムを元に決定される。ソンカはここで57.600秒を記録して1位通過。予選の前半はペトル・コプシュタイン選手(チェコ)が57.872秒という好タイムを記録していたたがリードしていたが、ソンカがコプシュタインを0.272秒上回って逆転。地元勢の活躍に会場は大いに湧いた。

しかし、室屋も57.632秒という上位に入るタイムを獲得し、マルティ・ソンカ選手に続く2位で通過した。一方、マティアス・ドルダラー選手(ドイツ)は体調不良により全フライトをキャンセル。これにより、ドルダラーは14位となり、ソンカはこの時点でRound of 14の不戦勝を決めた。Round of 14で室屋の対戦相手となったのは、2018年シーズンすべてで表彰台に上がっているマイケル・グーリアン選手(アメリカ)となった。

Round of 14で室屋とグーリアンの戦いは6番目。ここでグーリアンはRound of 14でマット・ホール選手(オーストラリア)に続く 57.504秒を記録。このタイムに焦りを感じたのか、室屋はバーティカルターンでオーバーGとなり、この時点で千葉大会に続く失格となってしまった。

ソンカはRound of 8で、Round of 14で最速タイムを出したフランソワ・ルボット選手(フランス)と対戦。58秒200秒を記録してルボットを僅差で勝利してFinal4へと進出した。ミカ・ブラジョー選手(フランス)は共にルーキーのクリスチャン・ボルトン選手(チリ)と対戦して57.835秒で勝利。ホールはニコラス・イワノフ選手(フランス)と対戦して57.984秒で勝利。そして、グーリアンはベン・マーフィー選手(イギリス)と対戦し、マーフィーのペナルティに助けられて59.486秒で勝利することができた。

そして優勝が決まるFinal4。最初にスタートしたのはブラジョーで、初のFinal4進出というにもかかわらずスタートより攻めまくって57.849秒という、この時点で表彰台を予感させるタイムを記録。次に出場したのは地元に錦を飾りたいソンカ。スタートこそやや抑え気味だったものの、すぐにこれを立て直して57.502秒という好タイムを獲得。この時点で千葉大会に続く表彰台を手中に収めた。

3番手で出場したのは今シーズン絶好調のグーリアン。ただ、最初にパイロンヒットで+3秒のペナルティ。その後、立て続けに2つの違反をしてしまい、計+7秒のペナルティを科せられる結果となってしまった。最後に出場したのはホール。カンヌ~千葉で優勝し、この日のベストタイムである56.852秒を記録しているだけに、そのタイムに注目が集まった。フライトが始まると中盤まではソンカと競い合っていたが、後半になると伸び悩んで58.163秒にとどまった。

この結果、優勝は見事、地元で錦を飾ることができたソンカ。2位以下、ブラジョー、ホール。グーリアンの順となった。
《会田肇》

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