タイヤ販売、前年の値上げ前の駆け込み反動で大幅減 5月

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GfKジャパンが発表した5月の自動車タイヤ実績によると販売本数は前年同月比23%減、金額ベースでは同21%減と不振だった。

前年5月のタイヤメーカー各社の出荷価格引き上げで、販売価格が値上げされる直前に駆け込み需要が旺盛だったことから、2ケタ減という結果となった。サイズ別にみると、155/65/14、205/60/16の落ち込みは比較的緩やかで、販売本数ではそれぞれ同16%減、同13%減だった。

自動車タイヤの税抜き平均価格は、引き続き前年を上回って推移しており、5月も同3%上昇した。

また、5月の自動車用エンジンオイルでは、販売量(リットル換算)ベースで同2%減、金額ベースで同2%減と、5カ月連続のマイナス成長となった。

ベースオイル別にみると、全合成油の販売量は同17%増と引き続き好調だったものの、部分合成油、鉱物油はそれぞれ同4%減、同1%減と前年を割り込んだ。

エンジンオイル1リットルあたりの税抜き平均価格は同1%減となった。全合成油、部分合成油、鉱物油それぞれ前年同月を下回った。特に全合成油の価格は同6%下落した。

《レスポンス編集部》

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