路上駐車中に襲撃、運転者が殴打されてクルマを奪われる

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福岡県田川市内の国道で路上駐車していたクルマが襲撃され、運転者が暴行を受けたうえ、クルマを奪われた。運転者は負傷しており、警察は強盗傷害事件としての捜査を開始している。

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22日午前2時ごろ、福岡県田川市内の国道201号で路上駐車していた軽乗用車を男が襲撃。運転者を引きずり出して殴打し、クルマを奪って逃走する事件が起きた。警察では強盗傷害事件として捜査している。

福岡県警・田川署によると、現場は田川市弓削田付近で片側2車線の直線区間。24歳の男性は道路左側の路肩にクルマを止めてスマートフォンの操作を行っていたところ、見知らぬ男が運転席側のドアを開けるとともに、男性を車外へ引きずり出して顔面を殴打するなどの暴行を加えた。

男はクルマの運転席に乗り込むと、そのまま発進させて逃走。スマートフォンは車内に置いていたため、男性は近くの交番へ徒歩で向かい、被害の申告を行ったという。

男性は殴打によって打撲などの軽傷を負っており、警察では強盗傷害事件として捜査を開始。現場周辺に設置されていた防犯カメラ映像の分析を進めるとともに、事件発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は昼夜を通して車両交通量の多い区間だが、未明の時間帯に歩いているような人はほとんどいないようだ。謎の多い事件でもあるが、警察ではクルマの車内に残されたままとなっているスマートフォンから位置情報の検出を試みるなど、車両の行方を追っている。

《石田真一》

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