ホンダの航空機事業子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーは4月17日、中国上海で開幕したアジアビジネス航空ショーにおいて、「ホンダ ジェット」の中国事業の拡大と現地施設の拡張を発表した。
ホンダ エアクラフト カンパニーは2017年9月、現地のホンサン・ジェネラル・アビエーション(ホンサン社)を新たにディーラーに指定。同社は、ホンダ ジェットのディーラーとして、香港とマカオを含む中国本土におけるホンダ ジェットの販売と各種サービスおよびサポートを行っている。
また、中国・広州の白雲国際空港内のビジネスジェット機用ターミナルに、ホンダ ジェットの拠点を設置。中国市場におけるホンダ ジェットの販売増を図ってきた。
今回、ホンダ エアクラフト カンパニーは、ホンダ ジェットの中国事業の拡大と現地施設の拡張を発表。白雲国際空港において、およそ8800平方mにわたる施設拡張について合意。この敷地内に新たに建設される施設は、2019年中ごろに完成する予定。販売ショールームや20機のホンダジェットを整備できるハンガースペースなどを備える。
さらに、ホンダジェットのチャーター事業とエアクラフトマネジメントを行うフライトジョイ・アビエーション社を新たに設立。その拠点としても活用していく、としている。