磐越西線のスイーツ列車が再び常磐線へ…2016年冬以来の運行 5月5日

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通常は磐越西線郡山~会津若松間で運行されている「フルーティアふくしま」こと719系700番台。写真は、快速『フルーティアふくしま4号』。
  • 通常は磐越西線郡山~会津若松間で運行されている「フルーティアふくしま」こと719系700番台。写真は、快速『フルーティアふくしま4号』。

JR東日本仙台支社は5月5日、観光列車「フルーティアふくしま」を仙台~原ノ町間で運行する。

「フルーティアふくしま」は、福島のオリジナルスイーツを楽しめる「走るカフェ」として2015年4月にデビュー。愛称名の「フルーティア」は、オリジナルスイーツに使う「フルーツ」とカフェをイメージさせる「ティー」を掛け合わせたもの。

719系電車2両編成の改造により誕生し、1号車のクシ718-701はカフェカウンター車、2号車のクモハ719-701は2・4人掛けのボックスシートと1人掛けシートが並ぶ客室となっており、いずれも車内は、明治・大正期の近代建築や会津塗の質感をイメージしてデザインされている。

通常は磐越西線郡山~会津若松間で土・休日を中心に2往復が運行されており、これまで仙台~郡山間や郡山~喜多方間でも運行されたことがあったが、常磐線での運行は、相馬~浜吉田間が運行再開した翌日の2016年12月11日に初めて行なわれて以来、2度目となる。

今回は「常磐線スイーツの旅」と題したツアー列車として運行され、仙台発のAコースと原ノ町発のBコースがある。

時刻はAコースが仙台10時41分発~原ノ町12時16分着、Bコースが原ノ町14時13分発~仙台16時18分着。旅行代金は各コース大人8800円・子供7800円で、それぞれ25人を募集する。

申込みは、4月6日14時からJR東日本仙台支社のウェブサイト「おすすめの旅」にある専用申込みフォームで受け付ける。びゅう予約センターでは電話予約を受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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