シトロエンは4月3日、コンパクトカーの『C1アーバンライド』の改良新型モデルを発表した。
同車は2014年春、ジュネーブモーターショー2014で発表された現行『C1』がベース。C1は欧州Aセグメントに属し、シトロエンの入門車の役割を担うコンパクトカー。2005年、トヨタ自動車とPSAグループの合弁会社が共同開発し、チェコで生産している。
また、シトロエンC1は、ジュネーブモーターショー2014で同時発表された新型トヨタ『アイゴ』、プジョー107後継の『108』と基本メカニズムを共用する兄弟車となる。
C1アーバンライドは、C1をベースに、車高を15mm引き上げ、多少のオフロード走行を可能にしたSUV。前後のトレッドは10mm拡大。樹脂製フェンダーエクステンションや前後バンパーのスキッドプレートなども装着され、SUVテイストを表現した。
改良新型モデルでは、先進運転支援システム(ADAS)と車載コネクティビティを強化。道路標識をカメラで読み取り、スピードリミッターを作動させる道路標識認識システムをはじめ、アップル社の「CarPlay」、グーグルの「Android Auto」との連携を強化。iPhone画面を7インチのタッチスクリーンモニターに映し出すことができる。
また、自動ハイビーム機能を含むオートエアコンパック、オートエアコンとキーレスエントリースタートを含むイージーオートパック、アクティブシティブレーキを統合したセーフティパックなどが設定されている。