阪急電鉄(阪急)は、4月7日から5000系デビュー50周年記念列車を運行する。
5000系は1968年、前年の神戸線1500V昇圧を受けて、神戸線と宝塚線に登場した阪急初の1500V専用車で、ナニワ工機(後のアルナ工機)で製造された。
以来、阪急の主力車両として活躍してきたが、新型車1000系の増備により、2016年には6両化された編成が、宝塚~西宮北口間の今津線(今津北線)にも進出するようになり、2017年4月1日時点で8両編成6本と6両編成2本が在籍していた。
記念列車には大阪方、神戸方両方にヘッドマークが掲出され、側面には1992年まで使用していた阪急の旧社章を取り付ける。6月30日まで、運用線区である神戸本線と今津北線で運行されるが、運用は固定されない。