交差点で右直衝突を起こしたワゴン車、定員外乗車の疑い

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信号機が設置された交差点を右折していた軽トラックと、直進していたワゴン車が衝突する事故が起きた。ワゴン車には子供9人を含む11人が乗車しており、定員外乗車の疑いがあるという。

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20日午後1時30分ごろ、福岡県宇美町内の県道交差点を右折していた軽トラックと、対向車線を直進してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。この事故で双方に乗っていた12人が打撲などの軽傷を負っている。

福岡県警・粕屋署によると、現場は宇美町桜原2丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。軽トラックは交差点を右折していたところ、直後に対向車線側を直進してきたワゴン車と衝突した。

衝突によって双方の車両が中破。ワゴン車を運転していた39歳の男性と、同乗していた33歳の女性、7~16歳の子供9人が打撲などの軽傷。軽トラックは衝突の弾みで横転し、63歳の男性も打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院へ収容されている。

事故を起こしたワゴン車の乗車定員は8人だが、事故当時は11人が乗っていたことになり、定員外乗車の疑いがあるという。警察では双方の運転者から事情を聞くとともに、事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故を起こしたワゴン車は乗車定員が8人のもので、前席にいた大人2人を除いた残り分は6人となる。12歳未満の子供については大人1人=子供1.5人で換算するため、事故当時に乗り合わせていた子供9人が全員12歳未満であったならば「定員内」ということになったが、今回はそれを超える年齢の子供も含まれているため、「定員外」とみなされることになりそうだ。

《石田真一》

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