川崎重工業は、大分県にあるサーキット「オートポリス」の震災復旧工事を完了し、20日に竣工式を実施したと発表した。
オートポリスは、九州で唯一の国際公認サーキットで、全長4674mのメインコースやコースに並行して走るサービスロード、それを取り巻く外周道路を完備するなど国内有数の規模を持つサーキット。
2016年4月に発生した熊本地震で被害を受け、約半年間営業を停止していた。営業再開後も継続していた路面やビル改修など、すべての復旧工事が完了した。
今後は、スーパーフォーミュラや、スーパーGTの自動車レースやモーターサイクルの全日本ロードレースなどが開催される予定。
オートポリスは川崎重工が所有し、子会社のカワサキモータースジャパンが運営会社のオートポリスに運営を委託している。