ジュネーブモーターショーで公開されなかったBMW『Z4』新型は、同じく、市販モデルの公開が見送られた兄弟車トヨタ『スープラ』とともに厳冬のスカンジナビアでウィンターテストをしていた。
スクープ班が捉えたZ4プロトタイプは、ブルーブレーキキャリパー、大径ホイール、大口ツインエキゾーストパイプ、アグレッシブな前後バンパーなどから、高性能バージョンの『M40i』と思われる。まだカモフラージュが残る開発車両だが、滑らかなヘッドライトのデザインや、ワイドグリル、そしてOLEDテクノロジーを採用していると思われる、美しいテールライトのグラフィックを見ることが出来る。
ベースモデルのパワートレインは、190psと250psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、パワーモードで最大204psを発揮するハイブリッドのラインアップが予想される。現在のところ、最上級モデル「Z4 M」の登場は不明。“暫定的”最強モデルとなる「M40i」には、最高出力385psを発揮する3リットル直列6気筒ターボエンジンが搭載される予定だ。
最新情報では、Z4が8月の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」、スープラ市販型は2019年1月のデトロイトモーターショーで初公開されるとレポートされている。